P&E DIRECTIONS

多様な企業変⾰・成⻑の分岐点に⽴ち、 “次の⼀⼿”を描く伴⾛者として挑み続ける

急成⻑する企業の“次の成⻑”に向き合う中で、⾒えてくるのは、上場や事業拡⼤のその先にあるリアルな経営課題。P&E では、戦略の構想にとどまらず、実⾏までを⾒据えた伴⾛を通じて、企業価値の向上を⽀援しています。今回は、成⻑フェーズにある企業の本質的な課題に踏み込みながら、⾃⾝も成⻑を重ねてきた K.H.さんに、これまでの経験と今後の展望を伺いました。

シニアコンサルタント

中途入社

K.H

独⽴系ベンチャーキャピタル、M&A コンサルティング会社を経て当社⼊社。 製造業から⼩売・サービス業まで幅広い業界に対し、成⻑戦略の⽴案・実⾏⽀援、M&A 戦略の策定、新規事業の⽴ち上げ、中期経営計画の策定など、多様なテーマで企業の変⾰と成⻑を⽀援。

⽇本の成⻑を⽀えるには、あらゆる成⻑ステージの経営課題に関わる覚悟と視野が必要

P&E に⼊社を決めた背景を教えてください。

⾃⾝のキャリアとして、成⻑企業の⽀援を通じて⽇本の企業をより強くしていきたいという思いがありました。その中で、⾃分の志向と合致する⽀援領域を持つ環境だと感じたことが、⼊社の⼤きな決め⼿になりました。 私は、⽇本企業の成⻑を⼤きく4 つの段階で捉えています。まずはゼロイチで事業を⽴ち上げるフェーズ、次にスケールさせて⼀定の規模に成⻑していくフェーズ、その先に「⽇本を代表する企業」として確⽴してい くフェーズ、そして最終的には、グローバル市場で競争していくフェーズがあると考えています。現在の⽇本では、⽴ち上げやスケール段階の⽀援はある程度整ってきている⼀⽅で、その後の“もう⼀段の成⻑”──特に上場後の持続的な成⻑や変⾰を⽀える取り組みは、まだ⼗分とは⾔えないと感じています。実際、上場後に成⻑が鈍化し、次の打ち⼿が⾒出せずに⾜踏みする企業も少なくありません。 そうした課題に向き合うには、成⻑後の⼀部分にだけ関わるのではなく、⽴ち上げからスケール、さらにグローバル展開まで、企業の成⻑の全体像を理解した上で⽀援にあたることが不可⽋だと思っています。実際に話を聞く中で、多様なフェーズに関わりながら、個別の課題に深く踏み込むと同時に、企業の⻑期的な進化を⾒据えた⽀援ができる環境だと感じ、⾃分の志向とも⾮常にフィットしていると確信しました。成⻑の分岐点に深く関わり、企業価値の向上に貢献していけること。それが、⾃分の描くキャリアと重なっていたことが、⼊社を決めた理由です。

現場にも外部にも深く踏み込み、成⻑を⾒極める判断材料をつくり上げた

これまで、成⻑を感じた経験や、印象に残っている案件を教えてください。

ある⼤⼿製薬企業を対象としたプロジェクトでは、限られた期間の中で、経営判断に直結する⽰唆を導き出すことが求められました。形式上は PE ファンドからのビジネスデューデリジェンスという位置づけでしたが、実質的には、企業の強み・弱みを⾒極めたうえで、今後どのように成⻑していくべきかを具体的に描く、戦略的な視点が⼀層強く問われる内容でした。私は実際の店舗に⾜を運び、販売チャネルの実態や収益構造をデータとして整理しながら、時にはクライアントや外部関係者も巻き込んで、論点の核⼼を探っていきました。単なる資料作成にとどまらず、「投資後、どう成⻑させるか」という問いに対して、⾃分の頭で考え、⾔葉にして提案するという経験は⾮常に密度が⾼く、間違いなく⾃分を成⻑させてくれたと感じています。後⽇談になりますが、他ファームの提案資料にも⽬を通していた関係者の⽅から、「あそこまで踏み込んで分析していたファームは他に⾒当たらなかった」との⾔葉をいただいたことがあり、P&E  のやり⽅にはやはり価値があるのだと実感しています。

区切りついたタイミングで⾃分をしっかりリセットする

プライベートはどのように過ごしていますか?

プロジェクトの期間中は、どうしても業務に全⼒で向き合う分、スケジュール的にはタイトになります。ただ、その分⼀区切りついたときは、⾃分へのご褒美として、好きな⾷事を楽しんだり、意識的にリフレッシュの時間を取るようにしています。 ⾷事は単なる栄養補給ではなく、気持ちを切り替えるための⼤切な儀式のようなものになっていて、仕事に再び全⼒で向き合うためのスイッチにもなっています。普段から「オンオフをどう切り替えるか」を⼤切にしながら、⾃分らしいペースをつくっているイメージです。

本質を⾒抜き、企業の進化を後押しする⽀援を、より⾼い視座と構造理解で実践していきたい

今後 P&E で達成したい/挑戦していきたいことはありますか?

将来的には、より多様な企業の成⻑フェーズに向き合いながら、戦略構想から実⾏までのプロセスを⼀貫して⽀援できる⼒を⾼めていきたいと思っています。 特に関⼼があるのは、成⻑の“次の打ち⼿”が⾒えにくくなるフェーズにおいて、企業が⾃らの変化を受け⼊れ、再び前に進むための⽰唆を提⽰するような⽀援です。そのためにも、⼀つひとつのプロジェクトを通じて、より解像度⾼く、かつ構造的に物事を捉える視座を磨いていきたい。単に答えを出すのではなく、企業が本来持つ強みや可能性を引き出し、未来の選択肢を広げられる存在でありたいと考えています。

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